千葉市美浜区の
幕張メッセにて、最先端の電子通信技術関連製品を集めた情報技術の展示会
シーテックジャパン2005(CEATEC JAPAN 2005)が始まった.

以前は
エレクトロニクスショーなどといっていたが、2000年からこの名前で開催している.期間は2005年10月4日(火)〜8日(土)の5日間おこなわれる.

2004年は約18万人の来場があり、アジア圏最大の展示会となっている.

今回の開催テーマは"発展するユビキタス社会。次が見える、明日が変わる。"だが、話題はホームエンターティントで、特に
薄型テレビと
次世代DVDだ.

薄型テレビは、
液晶テレビ陣営と
プラズマテレビ陣営に分かれるが、
液晶テレビでもっともシェアが高いのが
シャープだ.

もちろん、フルハイビジョン(1920×1080ピクセル)対応.

シャープのブースは、
液晶テレビの
アクオス(AQUOS)がメインだ.
液晶テレビ独特の残像も問題なくなってきた.
プラズマテレビよりも低電力で色再現性がよいのが特徴だ.


薄型テレビでは出遅れた
ソニーだが、新たに
ブラビア(BRAVIA)のブランドで
液晶テレビを中心に年末をむかえる.

ソニーパネルとよぶ新しい液晶を使っている.

こちらも、フルハイビジョン(1920×1080ピクセル)対応.



薄型テレビでもっとも販売シェアを持っているのが
松下電器.

こちらは
プラズマテレビを中心にさらに
ヴィエラ(VIErA)でガンバル.
フルハイビジョン(1920×1080ピクセル)では、1セル(発光の最小単位)あたりが小さくなってしまうため、プラズマ発光は無理だろうと言われていたが、今回
プラズマテレビで
フルハイビジョンを出してきた.

しかし、50インチ以下の
プラズマテレビでの
フルハイビジョンは技術的に難しいようだ.



こちらも
プラズマテレビを中心にガンバル
日立の
ウー(WOOO).
プラズマテレビをメインにして、
液晶テレビは縮小する方向だ.



ビクターの
薄型テレビブランドの
エクゼ(EXE).

プロジェクター(投影)型テレビを中心とした戦略に変えてきた.
プロジェクターテレビは、大きい割には価格が安く低電力なのが魅力だ.

昔のように絵が暗いというイメージはもうない.


パイオニアのプラズマテレビの
ピュアビジョン(PUREVISION).

今回から
フルハイビジョン(1920×1080ピクセル)対応となった.
