2005年11月24日
姉歯建築設計事務所の耐震強度偽装問題(13)
姉歯建築設計事務所の耐震強度偽装の欠陥マンション問題で、建築主であるサン中央ホーム(工藤祐政社長)は、船橋市内の賃貸マンション3棟を解体することを表明した．解体されるのは、・船橋市湊町2丁目：サン中央ホームNo.15[10階/59戸]
・船橋市湊町2丁目：湊町2丁目中央ビル[10階/59戸/工事停止中]
・船橋市本町3丁目：コルギーＳ船橋[9階/50戸](本町3丁目ビル)
となる．
2005年11月23日(祝)に、船橋市市役所で開かれた住民説明会では、サン中央ホームからの責任者が出席しなかったため、"なぜ建築主の責任者がいないのか"との声が住民側から上がり、急きょサン中央ホーム側から工藤圭司専務が呼び出されて出席した．また、賃貸マンションの住民は全員退去することになるが、サン中央ホーム側からでた提示では、退去費用として一律30万円を上限にしてしまったため、"なぜ全額負担をしないのか"と住民側から反発が出たが、誠意ある回答はしなかった．一般的には、敷金・礼金・仲介手数料などで家賃5カ月分はかかるので、これだけで30万円になってしまう．取り壊すことになった、船橋本町3丁目のコルギーＳ船橋．
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1. 耐震偽造問題で本当に考えなければいけないこと [ ビビッドニュースTM ] 2005年11月30日 02:12
「これまでの建築確認制度は性善説で運用してきた。性悪説で制度全体を考える必要がある」 こう言い放ってしまう、無責任官僚の排除が「耐震偽造問題」解決のスタートです。
耐震偽造問題に関する衆院国土交通委員会の参考人質疑が２９日午後に行われました。「張り切るセンセー」と「逃げる参考人」という、絵に描いたような公開茶番劇は、噴飯モノ以外の何物でもありませんでした。
なぜこの国の役人は過失を犯しても、偉そうにしていられるのですか？
JR西日本の問題も、アスベスト問題も、そして今回の耐震偽造問題も全て、後手後手に回った国土交通省のサボタージュに起因していることは誰の目から見ても明らかです。
小嶋社長や姉歯建築士などの対応は、それはそれで大問題なのですが、あくまでも傍流の問題です。事件の本質は、「誰でもズルができるルール」を作成して、「信じていた民間企業に裏切られた・・エーン(T_T)」と泣いている、国土交通省の役人の怠慢なのです。ここを見誤ってはいけません。
国土交通省は、「茶番劇」を仕掛けたり、「厳しく処分するポーズ」を取る暇があったら、早急に「本当に困っている人」と「将来困るであろう人」の苦しみを軽減することを考えた仕事をするべきでしょう。
マスコミは、相変わらず「視聴率」と「部数」稼ぎに躍起になっています。それがビジネスであり、生命線であるならいいのですが、一流と呼ばれるべき日本を代表する報道機関までもが、小嶋や姉歯などの「端者」の追いかけに精を尽くしています。
「情報源」としての官僚嫌われたくないという、下らない理由で、官僚批判を控える姿勢はいい加減改めるべきだと思います。
わざわざ小嶋をワイドショーに出演させて、「無責任な話をする小嶋」を「正義感満載の評論家」が叩くという構図で、視聴率を稼ぐ低レベルな番組つくりは、亡国の徒の所業です。
僕たちが本当に高い問題意識をもって、この問題に対峙しようとすれば、「誰が悪い？」ではなくて「どうすればよい？」という方向に考え方が自然と変わっていくはずです。僕たちも「端者」相手に怒ったり、イラついたりする時間があったら、国交省が正しい方向に向くような世論を形成していくべきだと思います。
東京ベイ船橋ビビットも3年目となりましたが、情報量が大きくなりパフォーマンスも悪くなっていましたので、2006年の新年を迎え
